茨木市の北部に建設されたダム湖を活かして、新たな公園が誕生します。
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安威川ダム
安威川(あいがわ)は茨木市・摂津市・吹田市などの市街地を貫通して流れる川です。流域の治水のための安威川ダム構想が生まれたきっかけは、1967年に茨木市周辺を襲った洪水でした。そこから紆余曲折を経て2014年に事業に着手し、ついに2022年にダムの本体となる堤体が完成しました。現在は試験的に水を貯めている途中で、その様子が大阪府のウェブサイトで定期的に更新されています。
大阪府/安威川ダム建設事務所
https://www.pref.osaka.lg.jp/aigawa/
安威川ダムは、既にユニクロや三菱電機の倉庫などが立地している彩都東部の中央東地区に隣接しています。すぐ近くには2017年末に新名神高速道路の茨木千提寺インターチェンジが誕生したため、車でのアクセスは抜群です。
管理人
一方で、大阪モノレールを彩都西駅から彩都東部まで延伸する計画は近年になって断念されてしまいました。
ダムパークいばきた
このアクセスを集客に繋げるため、官民連携によって2024年春にダムのほとりに整備される公園が「ダムパークいばきた」です。
安威川ダム周辺の公園の名称が「ダムパークいばきた」に決定/茨木市
https://www.city.ibaraki.osaka.jp/kikou/toshiseibi/hokubuseibi/menu/aigawadam/dampark_name.html
ダムパークいばきたは、イベントが開催できる2つの広場などで構成される公園です。
その中でも目を引くのが、水上アクティビティと吊り橋でしょう。
ダムに突き出す水上デッキ(桟橋)が設置され、湖面にカヌーやボートを浮かべることができるようです。
また、「The Bridge 420」と名付けられたこの吊り橋は、なんと橋の主塔間の長さ(420m)が人道橋の吊り橋としては日本一になります。
管理人
現在の日本一は、2015年に完成した三島スカイウォーク(静岡県)の400mです。
【The Bridge 420】 日本一のつり橋、アトラクション建設のプロジェクトがスタート!|Gravity Park Holdings 株式会社のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000098634.html
逆三角形を基調としたデザインが非常に特徴的なThe Bridge 420は、ただ対岸に歩いて渡れるだけでなく、湖面に向かってのバンジージャンプなどスリル満点の3つのアトラクションが設けられる予定となっています。茨木市の新名所として注目されます。
①巨大ブランコ:ダムスイング(仮称)
40mのロープにぶら下がり落下する巨大ブランコ。現在日本では1か所(ジオグラビティパーク秩父)のみ存在している。②ブリッジ主塔ウオーク:エアウォーク(仮称)
つり橋を構成するワイヤーケーブルを登り、主塔頂上を歩く日本初のアクティビティー。③バンジージャンプ:ダムバンジー(仮称)
出典:PR TIMES
つり橋の通路からバンジージャンプが見られる、日本で初めて導入されるシステム。