正雀駅の西側で阪急京都線を乗り越える跨線橋がまもなく完成し、十三高槻線が大阪市内から摂津市内まで1本の道路として繋がります。

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概要

十三高槻線はその名の通り、十三・新大阪方面と高槻方面を結ぶ大事な道路です。しかし、摂津市と吹田市の境界となる正雀駅付近の区間は、阪急京都線と正雀川という2つの障害のために周囲より完成が遅れています。
地上を走る阪急京都線の線路は跨線橋(オーバーパス)で乗り越え、すぐ東側の正雀川は天井川なので地下道(アンダーパス)でくぐり抜けるという、都市高速並みにせわしない区間となっているのです。

外部リンク

大阪府/都市計画道路 十三高槻線(正雀工区)
https://www.pref.osaka.lg.jp/ibarakidoboku/gaiyo/jyutaka_syoujyaku.html

正雀川地下道

そのうち、正雀川をくぐるアンダーパスは既に2014年4月に完成しています。

正雀川地下道
2023年3月10日撮影

ただし、現時点ではすぐ西側が行き止まりのため交通量はかなり少ないです。阪急京都線を越える跨線橋が完成すれば、アスクルの倉庫や山崎製パンの工場からひっきりなしに出入りしているトラックもこちらを通ることになり、大阪学院大の学生が怖い思いをして歩くこともなくなります。

正雀跨線橋

その跨線橋ですが、既に昨年から橋桁が架かっています。

正雀跨線橋
2023年3月10日撮影

地上に存在している踏切は「南村踏切道」といいますが、踏切を挟んで相川駅と正雀駅はどちらも普通電車が通過待ちを行う駅のため、運が悪いと列車が連続で次々と来て全く遮断棒が上がりません。そのため、岸部南横断歩道橋という歩道橋がすぐ近くにあり、この歩道橋も十三高槻線の工事に合わせて延伸される予定となっています。

完成イメージ
2023年3月10日撮影

跨線橋の工期は2024年3月までとなっています。来年には車でここを通れるようになりそうです。

工期
2023年3月10日撮影